「ジャズは人間だ。良い人間だけが、他人を感動させるピアノを弾ける。

  ジャズは正直だ。

  人間が駄目になった時演奏も駄目になる。

   わたしは、だからジャズを信じていたんだ。

  人間、なにか信じるものがなくては生きてゆけるものじゃないからな。」

 ジャズだけを信じて、自分が生きるために他人を殺さねばならなかった、
 ベトナム帰りの黒人兵ジョニー。

 汚れた人間がすばらしいジャズを弾けるなら、ジャズはいったい何なのか。

 ジャズさえも信じられなくなった、ジョニーの希望と絶望。

 

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(上演時間:30分)

都立国立高校放送部 1971年作品 「海を見ていたジョニー」

脚色   西村 泰夫

MIX  加藤 貞幹、新間 豊、室井 清、石井 久夫

キャスト ジョニー  中井 一成

     少年    松田 裕美

 

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このページのグラフィックスは「牛飼いとアイコンの部屋」の夜のアイコンから借用させていただきました。
大変きれいなグラフィックスをありがとうございました。
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